ピンクッションの選び方

裁縫は針を使用します。
たまにチクリと指を刺して痛い思いをすることも、、、。

針の危険性。小さなお子様がいるご家庭では特に気にかけていらっしゃることだと思います。

ご家庭で裁縫、洋裁をするとき、針をどのように扱えば安全でしょうか?
今日は針の管理について書いてみます。
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目次

針管理はプロの世界でもとっても大事!

みなさんが着ている服は国内外の縫製(ほうせい)工場で作っています。
もしも縫製工場では針がなくなったら、大事件です。
工場では失くした針を見つけるまで探します。
「えっ、 針って小さいし、、見つからなかったらどうするの?」と思いますよね ?
それでも見つけるまで絶対に探します。そりゃもう徹底的に探します。

万が一にも服のなかに小さな針先が残っていて、着てくれるお客様が怪我をしたら取り返しがつきません。

工場もメーカーからの信頼を失ってしまいます。
手で服をさわり確認し(触診)、確認し検針器(けんしんき;金属探知機のようなもの)を使い、出荷まで厳重にチェックします。

お客様に安全に服を御召しいただくよう、そのくらい厳重に針管理をしているのです。

では家で洋裁を安全に楽しむにはどんなことに気をつければよいのでしょうか?

針をどんな扱いをすると危ないの?

一番危険なのがこんな感じです。

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私も家ではたまにやってしまいます、、。

ミシンで縫う→縫いながらまち針をはずしていく→手もとの机の上におく→そのまま
というパターンです。
こんな風に机の端に置いてみたり、、。

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これも気づかないうちに床に落としていたして、けっこう危ないんですよ。

ピンクッション(針山)を使おう

使う→終わったらすぐにもどす。
これを習慣つけると、針をなくしずらくなります。
その際、ピンクッション(針山)あるととても便利です。
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このように裏にゴムがついていて手首につけられるタイプがおすすめです。

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ゴムがついていないタイプですと、針山自体が手元から遠くに離れてしまうことがあります。
ゴム付きのものをつかえば、常に手首に針山があるので、作業中もその都度、きちんと針を戻すことができます。

ピンクッションを選ぶコツ。

以下の二点がピンクッションを選ぶポイントです。

①触ってみて、しっかり綿がつまっている固めのもの。
②厚みがあるもの。

しっかり綿が詰まって固めのもののほうが針がしっかり刺さり、抜けにくく安全です。

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ある程度厚みがあるもののほうが、針をしっかり深く刺すことができます。
また、あらかじめ使うマチ針の本数などを決めておくのもよい方法です。
始めに「私はまち針を10本だけ使う!」と決めておけば、片付けのときに「あれ9本しかない!あと一本はどこいった!?」と気づくことができます。

針をきちんと管理して、裁縫、手芸を安全に楽しみましょう!
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ではでは☆

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この記事を書いた人

服の型紙を設計するパタンナーという仕事をしています。
難しい言葉やテクニックが多い服作りを、できるだけわかりやすく解説していきます。
手芸を通して、「創造する人」を増やしていくのが目標です。

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