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脱三日坊主!脳科学が教えてくれる「やる気」を出す4つのスイッチ!

      2015/07/14

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52週間。一年を週で割るとおおよそそのくらいになります。今日は2/11。52週間のうち、約6週間が過ぎました。52を6で割ると約9。
つまり2015年ももう約9分の1が過ぎてしまったということです。早〜!
みなさんの2015年の目標は覚えていますでしょうか?私も忙しさにかまけて、目標であった「週3回blogの更新」も完全に怠っております、、。しかし「三日坊主」はわたしのせいではありません!(もちろんあなたののせいでもありません!)物事をマンネリ化させようとするのは脳がもともと持っている特性なのです。
そんな怠け者の脳ですが、きちんとした「コツ」で刺激を与えれば、やる気をぐんぐんだしてくれます。
そしてその「コツ」決して難しいことではなく、日常の中でも気軽に始められることなのです。

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「のうだま」

最近「のうだま」という本を読みました。
[amazonjs asin=”4344015959″ locale=”JP” title=”のうだま―やる気の秘密”] 脳化学者の池谷裕二さんとイラストレーターの上大岡トメさんの共著です。

上大岡トメさんはこの本で有名ですね。
キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法 (幻冬舎文庫)

私は池谷さんの本が好きでけっこう読んでます。脳科学をとてもわかりやすく、面白く解説してくれるので専門知識がない私でも楽しく読める本が多いのです。

今回読んだ本のテーマは「人間のやる気」です。

「やる気をキープして物事を続ける」の反対語が「三日坊主」です。
我々のこの憎っくき「三日坊主」感、脳科学の世界では「馴化(じゅんか)」というそうです。
一言で言うと「マンネリ化」です。最初は新鮮でも物事は時間の経過とともに「当たり前」になってしまうのです。最初は誰でもやる気に燃えてスタートしますが、続けることが難しいんですよね。
例えば、テニス初心者。最初は楽しかったの素振りも、三日もすると「素振り飽きた〜。つまんない」と思い始めます。これも馴化です。

どんなに楽しいことでも脳が慣れて、マンネリ化してしまうのです。

でもマンネリ化も悪いことではありません。例えば「歯磨き」はみなさん苦もなくできると思います。子供のころ、最初は誰もがめんどくさく感じたはずですが、続けていくうちに、その「めんどくささ」に慣れていつしか習慣化することができたのです。

この歯磨きの例のように、良い意味での「馴化」=「習慣化」をすれば、苦もなく、ものごとを続けられますよ!ということです。じゃあその「コツ」っていったい何?というのがこの本のテーマでもあります。

脳の中には「やる気」をコントロールする「青い球」がある

脳の中には淡蒼球(たんそうきゅう)という場所があるそうです。本当に青い球だそうです。この部位が人間のやる気を生んでいるそうです。この青い球を活発に動くようにスイッチを
入れてあげることがとても重要です。

1.カラダを動かして、やる気をむかえにいこう!

ひとつめは「やる気を出すコツ」です。コツはとにかくカラダを動かすことです。「今日はやる気がないなぁ〜」と思ったら、とりあえず動いてみる。外に出かけてみる。脳よりまずかカラダを動かすことが大事だそうです。「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる」なんて言葉もありますよね?
まずはカラダを動かすことで「やる気」が出てくるそうです。
「めんどくさかったけど、はじめてみたらノッてきた!」という感覚です。
頭ではなく、体から入るという感じですね。「形から入る」と言い換えてもいいかもしれません。勉強のやる気はないけど、とりあえずテキストを広げて、3分だけ席についてみるなんてのもよさそうです。
他にも、誰かに誘われて「行くのめんどくさいな〜」と思うことってありますよね。
そういうときに限って、「いざ行ってみると以外と楽しくて、よい刺激になった!」という経験が皆さんにもありませんか?とりあえず体だけその場所に移動させてみるのもよさそうです。

2.いつもと違うことをしよう!

次は「やる気をキープするコツ」です。脳はすぐに物事を「マンネリ化」させます。そんなときは「いつもとちがう場所」にいったり「いつもと違うこと」をすると脳が活性化するそうです。「いつもと同じ店」って例えば服選びでも、とても楽だし安心です。でも、だんだん刺激がなくなってきますよね。自分の好みがわかっているから、だいたい同じデザイン、同じ色のものをえらんでしまうし、、。
服に関しては自分で選ぶと同じものになりがちなので、たまには家族や友人など、自分ではなく別の人に選んでもらうこともよい刺激になると思いますよ。
「えーこんな色(デザイン)似合わないよ〜」なんて思っているのは結構自分だけだったりしますし、あえて人に選んでもらうと服選びのバリエーションが広がり楽しいのでオススメです。

2.ごほうびをあたえよう!

脳内には「テグメンタ」という部位があり、ごほうびをあたえると、ここが刺激されるそうです。「きもちいい!うれしい!」=「テグメンタ刺激」です。
ごほうびには服やお金など「目に見えるもの」と褒められる、認められるなど「目に見えないもの」があり、使い分けるとよいそうです。
「五回続いたらあれを買おう(食べよう)!」という具合です。

なりきろう!

最後のポイントは「なりきる」です。脳はけっこう騙されやすいそうです。。なりきる→脳がだまされる→思い込む、という流れです。
例えば受験生が「絶対合格!」という張り紙をしたり、ハチマキをすることは「なりきる」という意味においても効果的だそうです。入りたい学校の制服を着ちゃうなんてのもありです。
そういえば、ウルフルズのトータス松本さんが何かのインタビューで「どうしてここまでメジャーになれたのですか?」という質問に、「自分たちがメチャクチャかっこいいと勘違いしてずーっと続けていたら、いつの間にかここにいた」という返答をしていたのを思い出しました。
そういった「妄想力」や「勘違い力」けっこう重要みたいです。
恥ずかしがらずに、なりきりましょう!

淡蒼球を活発に動かす、4つのスイッチまとめ

以下、やる気のスイッチを4つのスイッチ(BERI)のまとめです。

スイッチB(Body カラダを動かす)
カラダを動かすことで、入るスイッチ。
やる気がないときこそ、出かけてみる。

スイッチE(Experience いつもと違うことをする)
いつもと違う場所に行ったり、違うことをするスイッチ。
脳は新しいことでもすぐにマンネリ化させるので、目線を変えてちょっとでも違うことをしてみると効果的。気分転換をしてみる。

スイッチR(Reward ごほうびを与える)
ごほうびを用意することで、入るスイッチ。
キモチいいことで刺激される「テグメンタ」は強いパワーを持っていて、続けることの原動力となる。

スイッチI(Ideomortor なりきる)
なりきることによって入るスイッチ
思い込みが強いほど、脳はだまされやすく、その気になる。

「やる気をキープできる人」=「続けられる人」

「やる気をキープできる」=「続けることができる」ということなので、とにもかくにも「継続は力なり」ということを再認識させられた本でした。

やる気をキープする細かいコツなども細かにたくさん書かれていますので、「やばい、目標なんてすっかり忘れてた!」という方にもオススメの本です!
イラスト(というか漫画)満載でわかりやすく、楽しく読めますよ!

私もぜひトータス松本並みに「勘違い」して目標達成に向けて続けていきたいと思います!
久しぶりにウルフルズの「ええねん」聞きたいわ〜。
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