型紙をアレンジ!エプロンのデザインを変えてみよう!
以前ご紹介したエプロンの作り方についてご質問を受けました。
オリジナルエプロンの作り方!型紙も無料公開!
いただいた写真はプライベートなものなので掲載できませんが、「エプロンの下をアレンジしてフレアスカート風にしたい」とのことだとお察ししました。
今回「型紙のアレンジ」として、他の方にも広く役に立つ情報だと考え、blogとして掲載いたします。
ヘルカヘプロンの型紙をベースにしてデザインを変える方法をご紹介します。
急遽、以前作ったエプロンを一日だけ返却してもらい、さっそく作業開始です!
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立体裁断でイメージをつかむ
いただいた画像から察するにイメージされているのはこのように、エプロンの下に切り替えが入ってフレアが出たデザインだと思われます。
まずは、シーチングを前回のエプロンにとめつけてイメージを固めていきました。
余談ですが、このように人体に直接布を当ててイメージを作っていく作業を「立体裁断」と呼びます。
(注:この作業は私が型紙のおおよその形を割り出すための作業です。みなさんはする必要はありません。あとで以前のエプロンパターンをアレンジして、この形が再現できるよう、説明します)
前回のエプロン型紙をベースにする
今回は以前ご紹介したエプロンの型紙をベースにします。こちらがその型紙です。
今回は下の画像の白ラインの部分のアレンジになります。
型紙をアレンジしよう
以下の図の赤い線が今回のデザインのアレンジ線になります。型紙に以下の赤い線を入れてください。
その後、型紙を写しとります。
型紙を切り開いて「フレア」がでるようにする。
写しとった型紙に3本ほど等分線を入れてください。厳密に等分ではなくても、だいたい等分になればOKです。
その後、赤い線の下を10cmづつ切り開きます。10cmは目安です。もっとフレアを出したいときは、もっと切り開きます。
フレアとは「フレアスカート」などに使われるのと同じ意味で、裾にむかって朝顔型に布がひろがる状態をいいます。
その後、切り開いた際にできたカクカクした線をきれいな曲線でつないでください。
線の長さが同じになるようにしよう!
作成した型紙はエプロンの上パーツと縫い合わせます。そのため、エプロン上パーツとエプロン下パーツの線の距離が同じになっているか確認します。長さが合わなければ、端をカットして合わせてください。同じ距離にして縫い合わせられるようにします。
また違うカーブ同士を縫い合わせますのでノッチを入れると縫いやすくなります。
ノッチってなに?という方はこちらの記事「合印(あいじるし)ノッチってなに?」をお読みください。
型紙完成!
以上で型紙のアレンジは終了です。このように型紙を作成し、縫い合わせれば、エプロン下の切り替えにフレアがでます。
時間がなくて急ぎ足で、トワルのみご紹介になりますが、このような手順を踏んでいけば、Aさんのイメージされているデザインに近づけるのでは?と思います。
Aさん、ぜひがんばってくださいね!
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