ダイソーで販売されているプラスナップボタンのメリットは「手軽につけられる「ことです。
デメリットは
「一度生地につけるとつけ直しができない」
「厚みがありボタン自体がとめづらい」などがあります。
ダイソーで販売されているプラスナップボタン
ダイソーでは「ワンタッチホック」という名称で販売されています。
4個入りです。
プラスナップボタンを使うメリット
プラスナップボタンを使うメリットは「簡単につけられること」と「子どもやベビーグッズとデザイン的に相性が良いことです。
手軽で簡単につけられる
つけたい部分に穴を開ければ、手でつけることができます。
布を挟んで、指でパチンととめるだけです。
特殊な打ち具などが必要ありません。
子ども、特にベビーグッズと相性が良い
プラスチックで丸みがあるデザインのため、子供用、特にベビー用品のハンドメイドと相性がよいです。
ダイソーで売っているものはカラーバリエーションがほとんどありませんが、ネットで探すと
さまざまな色のものを購入することができます。
プラスナップボタンを使うデメリット
プラスナップボタンのデメリットは
一度付けると取り外せない
厚みがあるため、とめづらい
があります。
一度付けると取り外せない
プラスナップボタンは一度つけると取り外せないというメリットがあります。
これは押し込んだ際にスナップボタン内のツメが噛み合うためです。
厳密にいうとドットボタンを破壊すれば取り外せるのですが、想像以上に丈夫で手間がかかります。
糸でとめつけるスナップボタンのように「付け直し」が簡単にできないので、つける際の位置は慎重に決める必要があります。
厚みがあるため、とめづらい
ボタン自体に厚みがあるために、とめづらいです。
上下のボタンが重なると厚みが1cmほどになります。
個人的には通常の服のボタン代わりに100円ショップのプラスナップボタンを使うのは向いていないと思います。
服にスナップボタンを使用する際は、後述する専用の打ち具と専用のスナップボタンを使用することをおすすめします。
プラスナップボタンの付け方 凸凹の上下に注意!
凹凸があります。凹が上側になります。
裏側はどちらも共通になります。
ダイソースナップボタンの活用例
前述のように、ダイソーのスナップボタンは服ではなく、小物などに活用するのに向いています。
活用例を一つ挙げます。
子供の傘の留め具修理に使用しました。
こちらはもともと面ファスナーでとめる仕様だったのですが、接着力が弱いため、取り外してダイソーのプラスナップボタンに付け替えました。
このように小物に使うのがおすすめです。
【プロ視点】ダイソースナップボタンの注意事項
ダイソーのスナップボタンは手軽ですが、頻繁に開けしめするアイテムには向いていません。
服には向かず、小物への使用に向いていると言えるでしょう。
以下で、注意事項に触れておきます。
生地が薄すぎるとはまらない
生地が薄すぎる場合、スナップボタンを留め付けても、上下が噛み合わない、はまらないときがあります。
これは、説明が難しいのですが、生地が薄すぎるため、ツメがかみすぎてしまい、スナップボタンの穴が埋まってしまうためです。
反対に厚すぎる生地の場合は、スナップボタンの「足」の長さが足りなくなってしまい、スナップボタン自体がうまくつけられないことがあります。
商品の説明書には
「生地にヘッドを差し込んだ際、ヘッドの先端が約2~3mmの範囲で出て李くらいが最適です」
と記載があります。
スナップボタンを使う際は必ず、はぎれを使って試し打ちをしてから使いましょう。
スナップボタンは一度取り付けると外すことができないため、必然的に上下で一組、無駄になります。
購入の際は必要の個数を確認しましょう。
量産する方や服に使いたい方は「打具付き」のスナップボタンがおすすめ
量産する方、作家の方でブラドットをつかう方は「かしめタイプ」をおすすめします。
これは専用のペンチを使ってボタンを打ち込むものです。
専用のペンチを使用することで
生地にしっかりつけることができる
スナップボタン自体が薄く仕上がる
等のメリットがあります。
注意点として、専用の形状と大きさがあります。
ペンチとスナップボタンがセットのものを購入してください。
プラスナップボタン打ち具
プラスナップボタンはこのような「専用の打ち具」を使用すると、安定してつけることができます。
専用の打ち具には必ず、専用のプラスナップボタンをセットで使用して下さい。(ボタンをセットする箇所の形状がメーカーにより異なります)
こちらの清原の打ち具は専用のプラドットボタン「9㎜」と「13㎜」のものをつけることができます。
ダイソープラスナップボタンのまとめ
- ダイソーのスナップボタンのメリットは手軽に付けられること、デメリットはとめづらいことなどがある
- 服よりも小物に使うのがおすすめ
- 一組無駄にしても、必ず試し打ちをしてから使おう