この記事は
「これからロックミシンの購入を検討している方」
「ロックミシンの購入で絶対に失敗したくない方」
に向けて書かれています。
私が長年パタンナーとして服作りに携わってきた経験に基づき、
買ってはいけない=買うと後悔する可能性が高い
ロックミシンについて解説していきます。
ズバリ!買ってはいけないロックミシンはこの3つ
自分の用途に合っていないロックミシン
「買ってはいけない」一つ目は自分の用途に合っていないロックミシンです。
作りたいもの、自分のレベル感、設定など、自分のニーズにぴったり合ったものを選ぶことが大切です。
ロックミシンを購入するにあたって、まずは自分の用途をはっきりさせることが大切です。
「用途にあっていない」とは例えば、
「ニット地を使ってTシャツなどを作りたかったのに、その機能がないロックミシンを選んでしまう」
または、
「簡単なロック始末だけできればよかったのに、オーバースペックで高価なロックミシンを選んでしまう」
などがこれにあたります。
小物中心で作りたい人は「裏地をつけるので、そもそもロックミシンを買う必要なかった」ということもありえます。
自分が何を作りたいのか?どうロックミシンを使いたいのか?
をできるだけ明確にすることが大切です。
自分の「使い方にあっていないもの」は買ってはいけないロックミシンです。
小物などを中心に作っている人は、「ロックミシンが必要ない」場合があるよ!
自分の作りたいものをチェックしよう
型番不明の古いロックミシン
特に中古のロックミシンの購入を考検討している方は注意してください。
メルカリやジモティを見てると、いつのものかわからない「古いロックミシン」が出品されていることがあります。
「問題なく動きます」との商品説明があっても注意が必要です。
中古で買う際は、まずはメーカーのホームページを確認し、現行品かどうかをチェックしてください。
有名メーカーのものでも、現行品でないものはおすすめできません。
理由は現行品でないものは、仮に修理する際に、必要なスペアパーツがないことがあるためです。
有名メーカーでも「古くてホームページにのっていないもの」は買ってはいけないロックミシンです
メルカリなどで個人から買う際は、型番の確認と現行品かの確認が必須です
適正価格ではないロックミシン
ロックミシンに限らず、ミシンはメーカーが提示している「希望小売価格」と実際に店頭販売される販売価格は大きな差があります。
実店舗であれ、ネット通販であれ、ロックミシンは、メーカーの希望小売価格より安く買えます。
希望小売価格に引っ張られて、必要以上に高い金額のものを買わないように注意してください。
最安値ドットコムといったサービスを使うと、そのロックミシンの相場感がわかります。
例えばJUKIのロックミシンMO-1000Mはメーカーの希望小売価格は194,700円ですが、実際は、60,000円ほどで販売されています。
ロックミシンの購入を考え始めたら、「そのロックミシンがいくらくらいで購入できるのか?」の相場観をつかみましょう。
希望小売価格に引っ張られて、必要以上の高値で購入しないように注意して下さい。
最安値ドットコムで検索して、相場観をつかもう!
買っていいロックミシンとは?
「買っていいロックミシン」とは上記の逆になります。
つまり
- 自分の用途、作りたいものに合っていて
- 現行品であり
- 適切な価格で販売されている
ロックミシンになります。
「買っていいロックミシン」の具体的な商品に関しては後述します。
買ってはいけないロックミシンメーカーってあるの?
長年既製服作りに携わっていますが、思い当たるところでは、ありません。
仕事仲間にも聞き込みしましたが「特に知らない」とのことでした。
実は「無名のミシンメーカー」ってほとんどないのです。
そして、日本のミシンメーカーが出しているロックミシンはどれも高品質です。
JUKIやベビーロックといった有名メーカーのものの中からしっかり選べば、後悔はないでしょう。
【メーカー別】買って良い、むしろおすすめのロックミシン
買って後悔しないロックミシンをいくつか紹介しておきます。
JUKIのおすすめロックミシンはMO-1000M(シュルル)
JUKI初の空気糸通し機能付きロックミシンです。
静音設計で扱いやすいロックミシンです。
価格も抑えめなのでおすすめです。
>JUKI「shululu MO-1000M」の仕様、口コミをみてみる
ベビーロックのおすすめロックミシンはBL501(衣縫人)
ベビーロックのベストセラーモデルです。
愛用している作家さんも多いです。
自動糸通し機能つきで、使いやすいモデルです。
その他ロックミシンの種類、選び方はこちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひチェックしてみてください。
買ってはいけないロックミシンまとめ
- 自分の用途にあっていないロックミシン
- 型番不明の古いロックミシン
- 適正価格ではないロックミシン
さらに詳しく知りたい方、自分にぴったりのロックミシンを見つけたい方は、
こちらの記事で詳しく解説しています↓
ぜひ参考にしてみてください。