アイロン台を購入する際はいくつか注意事項があります。
「いつ使う?」
「どう使う?」
大切なのは自分の用途をしっかり把握することです。
今日は失敗しないアイロン台の選び方とおすすめ品を紹介します。
アイロンの種類
アイロン台には脚付きのタイプのものや、ボードタイプのもの、または厚手のフェルトタイプのものなど
様々なバリエーションがあります。
どう使う?アイロン台は用途で選ぼう
アイロン台の用途は大きく分けて
服やハンカチのシワを伸ばすといった「普段使い」に向いたものと
と
手芸やハンドメイドに使用する、「作品づくり」に向いたもの
の2種類があります。
順番に説明します。
【普段使い向け】服のシワを伸ばすためのアイロン台
主に服のシワを伸ばすために使用します。
みなさんが普段イメージされる普通のアイロンがけになります。
通常使い用のアイロン台を選ぶポイント
大きいもののほうがアイロンがけはしやすい
サイズは大きいもののほうが、服のアイロンがけがしやすいです。
また、シャツブラウス等をメインに使用する方は、衿まわりや袖口など、細かな部分のアイロンがけが必要になります。
シャツ・ブラウスメインでアイロンを書ける人は先が細くなっているタイプのアイロン台がおすすめです。
アイロン台を畳んだ際の大きさもチェックを!
通常は足がついていて、立てて使用するものが一般的です。
脚を折りたたんで収納します。折りたたんでもかなり大きいものもあります。
折りたたんだ厚さもチェックして購入しましょう。
【ここがポイント!】
普段使いのアイロン台は大きいもののほうが服にはアイロンがけしやすい
また先が小さくなっているほうが、細かい箇所もかけやすい
【作品作り向け】手芸・ハンドメイドに使用するためのアイロン台
服や、小物を作るために使用するアイロン台です。
主に芯を貼ったり、縫い代を倒したり、割ったりといった用途で使用します。
作品作り用のアイロンを選ぶポイント
脚がついていないものを選ぼう!
服作りなどの手芸では「芯を貼る」という工程が出てきます。
具体的には布の裏に樹脂がつい別布をアイロンの熱で接着させます。
この際に、重みをかけて接着しないと、芯が剥がれてきてしまいます。
脚付きのアイロンを使用すると、最悪脚が折れて破損してしまいます。
作品作りに向いたアイロン台のおすすめはボード型のものです。
手芸用にアイロン台を買うなら、「脚なし」のものを選びましょう。
厚みが十分にあるものを選ぼう!
フェルトのマットタイプもありますが、個人的にはボード(板)タイプがおすすめです。
理由は、ボードタイプのほうがへたりにくいため、長期的に使用できるためです。
【ここがポイント!】
手芸用に買うなら「脚」がないボードタイプが丈夫でへたらないので、おすすめ!
【通常使い用】おすすめのアイロン台
それでは具体的なおすすめ商品を紹介していきます。
山崎実業(Yamazaki) 軽量人体型 アイロン台 フック付き レインボー 約69X37X20cm
こちらは人体型のベーシックなアイロン台です。
脚が短いタイプですので、床上やテーブルの上で使用します。
フックがついているため、ローゼットにかけて収納できるので便利です。
山崎実業(Yamazaki) スタンド式 人体型 アイロン台 プレミアム 約90X37X25~78cm
こちらは同タイプの脚長タイプです。脚が長く、立ったまま作業ができます。
服のアイロンがけが多い方で出しっぱなしにしておきたい方におすすめです。
【作品作り用】おすすめのアイロン台
ヤマザキ実業 アイロン台 60×36×2㎝
ベーシックなタイプの平型アイロン台です。
大きさも60cm×36cmと広く、使い勝手も良いです。
日本製アイロン台平型
こちらは楽天のみの取り扱いですが、価格も安く、大きさも十分なのでおすすめです。
山崎実業 北欧風 平型アイロン台
ちょっとおしゃれなものがほしい方はこちらがおすすめです。
柄もかわいいので、インテリアとしても、魅力的です。
【Q&A】 通常使いと作品作り、両方に使いたいんだけど、2つ買わないとだめ?
とりあえず、作品作り用のアイロンマットを買えばOK!
確かに2つあれば便利ですが、置き場所も必要になりますよね?
作品作り用のものを購入することをおすすめします。
理由は、ハンドメイドが趣味の方ならば、日々の作業で、一般の方より手先が器用になっています。
そのため、手芸用の平面のアイロン台でも、比較的きれいにアイロンがかけられると思います。
手芸で立体的な箇所にアイロンをかけるときのコツ
通常・ハンドメイド問わず、「細かい箇所も丁寧にかけたい!」ということでしたら、
このような、「万十(まんじゅう)」と呼ばれるもの用意することをおすすめします。
これはいわば立体的なアイロン台で、袖山など立体的な箇所にきれいにアイロンをかけることができますj.
それほど大きくないので、収納場所もとりません。
袖(そで:腕の部分)用もあります↓
こういった立体的なものを、裏に据えることで、かけづらい箇所もきれいにアイロンをかける事ができます。
平面のアイロン台+まんじゅうで、通常&ハンドメイドのアイロン台としての機能はほぼ網羅できます。
【ここがポイント!】
万十(まんじゅう)を使うと、立体的な箇所にもアイロンをかけやすくなる。
服作りをしている人はもっていると便利です
今日のまとめ
- アイロン台には「通常使いに向いたもの」と、「手芸・ハンドメイドに向いたもの」がある。
- 「通常使い」なら、脚つきで、端が細くなっているタイプが使いやすい。
- 「手芸」で使うなら、平面のボードタイプがおすすめ