今日は布の端切れ(はぎれ)について解説します。
手に入る場所や、お得な活用の仕方まで詳しく解説します。
端切れ(はぎれ)とは?
漢字では「端切れ」と書きます。
服を一着つくるにはやや足りないくらい、中途半端に残った布を言います。
主に20センチ〜30センチほどの生地の残りを指します。
「ハギレ」とカタカナで表記されることもあります。
中途半端な残り方なので、通常値引きされた価格で販売されています。
「はぎれ」はどこで手に入るの?
生地屋さんのお買い得コーナー
生地屋さんの特選品コーナーで売られています。
このように筒状に丸めて売られています。
生地屋さんで売られているものは上画像のように、50cmほどのものが多いです。
通常、何割か値引きされて売られています。
また、はぎれはネット通販でも購入できます。
この場合、「生地のセレクトがおしゃれな生地屋さん」の端切れが狙い目です。
生地の柄も特徴的で可愛いですし、高価な生地がお得に買えます。
後述しますが、お洒落で可愛い端切れをデザインのアクセントとして、部分使いすると作品をより魅力的に仕上げることができます。
100円ショップ
100円ショップでもハギレを購入することができます。
数枚がパックになって売られています。
ただ 100円ショップ のものは普通の無地の生地が多く、あまり魅力的ではないかもしれません。
自分の作品を作ったあとの残り生地
自分の作品を作ったあとの残り生地も少量なら、はぎれということができます。
自分で選んだ生地ですので、思い入れもあり、中途半端に残っていてもなかなか捨てられないですよね?
箱などに溜め込んでいる方も多いのではないでしょうか?
このようなハギレの有効な活用の仕方について以下解説していきます。
はぎれの有効な3つの活用法
はぎれの有効な活用方法を紹介します。
1.はぎれを「デザイン」として活用する
ひとつめは、はぎれをデザインとして活用する方法です。
具体的には、衿や袖口などにハギレを「部分使い」する方法です。
例えばこちらのバッグはバッグの下端(グリーンの部分)をリバティプリントで切り替えてデザインにしています↓
このように、小さなパーツならはぎれでも十分使えます。
リバティプリントは高価ですが、このように部分的に使用すれば、お得に、魅力的に作品に仕上げる事ができます。
この場合ハギレの生地に色や柄が個性的で特徴があると、よりデザインとして効果的です。
本体が無地、パーツ(衿など)が花柄の生地のはぎれを使う、などするとコントラストが出て、デザインが魅力的になります。
2.はぎれをパッチワークとして活用する
ハギレは少量の生地を安く購入できます。
好みの生地をピックアップしてパッチワークにするのもおすすめです。
ランダムが柄を合わせていくのももちろん可愛いのですが、
同系色でまとめていくと、おちついたシックな印象になります。
例えばこのように、ブルー系でまとめていくと、パッチワークでも統一感が生まれ、落ち着いた印象になります。
ポイントは同系色でまとめることです。
ブルーなら、色幅をひろげて、グレーや、白などとも相性がよくおすすめです。
はぎれを活用して小物を作る
小さなアイテムなら、ハギレだけで作ることもできます。
たとえば、こちらのティッシュケースは少量の生地で作れるのでおすすめです。
20cm×50cm あれば作成できます。
またこちらの帽子なども110cm幅の表地50cm,裏地30cmあれば作成できます↓
小物でしたら、作成にも時間がかからないので、ハギレを利用して量産をするのもおすすめです。
はぎれの活用方法のまとめ
中途半端に残った生地を端切れ(はぎれ)という
はぎれは、生地屋さんでお得に買える
はぎれを有効に使って、作品を魅力的に仕上げよう