「お気に入りの手袋に穴があいてしまった!これって直せるかなぁ?」
手渡されたのは手袋。見せてもらうとなるほど中指先に穴が空いています。
聞けば、大切に長く丁寧につかってきた毛糸の手袋だそうです。
よっしゃ、まかせなさい!ってことで引き受けました。
直し方はいろいろあるのですが、ヘルカハンドメイド流「早い!なるべくかんたん!」な直し方です。
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直すのに必要なもの
①針 ②毛糸
糸はふさぐ生地の色に近いものがよいです。 毛糸を買いにいくのが手間だったので(←めんどくさがり〜)、捨てようと思っていた古いセーターをほどいて糸にしました。 毛糸の色がグレーなので手袋の色にもマッチします。 毛糸は太いので針の穴に通すのが大変ですがなんとか通しました。
穴をふさいでみよう
さて実際にやっていきましょう。
毛糸で縫い目をからめて直していきます。
まずは糸の端を手袋に固定させます。 同じポイントを二回針を通してからめて、ぎゅっとひっぱると糸が手袋に固定されます。
糸を手袋に固定させたら、糸を穴の周囲にからませていきます。 糸を引っ張りながら穴を小さくしていきます。 穴が閉じたら最後も二回〜三回同じポイントをすくって(からめて)ギュッと引っぱり糸を手袋に固定し、あまった糸をカットします。
はい!なおりました!
いい感じですよね!?
余談ですがこのように針と糸をつかって、生地をミシンではなく手でとめつけていくテクニックを裁縫の専門用語で「まつり縫い」といいます。
後日、修理した手袋を返却したらめっちゃ喜ばれました!
喜んでほしい人の顔を浮かべながら作業するといつも以上にがんばれるものですね。