100均でここまでそろった裁縫道具　その２

前回に引き続き、100均で買える裁縫道具のクオリティをプロ目線☆でチェックしてみたいと思います。
今日は100円ショップの「裁ちばさみ」もレビューします。
少々使い勝手が悪い製品もありますが、「裁縫初めて」の方には手芸を始めるきっかけとして広くおすすめできると思いますので
是非参考にしてみてください。
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チャコペン

布に印をつけるためのペンです。十字線を書いてみました。濃くもなく薄くもなく、しっかり書けます。
ただし一度書いたら、ちゃんと消えるかが正直、微妙です。チャコペンの線はめやすとしての役目を果たしたら消えてもらわないと困ります。
チャコペンは反対側のブラシは線をこすって消すためについているのです。

ルレット

刃がギザギザになっているローラーです。
チャコペーパーを下に敷いて印をつけたりるのに使います。
実際に使ってみましたが、ちゃんと印もつけることができました。問題ありません。

糸切りはさみ＆しつけ糸

糸きりはさみは、糸を切るためのはさみです。
縫い目をほどいて縫い直したい！というときなどによく使います。刃先が鋭角なため、細かい作業でも扱いやすく便利ですね。

正直、この糸切りハサミは切れ味が悪いです。自分が普段、高級な糸切りバサミを使っているので、よけいに感じてしまうのかもしれませんが、、。

しつけ糸は、普通に使う分には問題ないです。ただ真ん中のテープがきつくて、糸を引っ張ると少しからまりやすかったです。（しつけ糸がぐちゃぐちゃにからまったあの悲劇的状況は裁縫経験者の方なら、ご存知かと思います。。）
ただ、これも真ん中のテープをほどいて、紙かなにかで少しゆるく巻き直せば何にも問題はないと思いますよ。消耗品としては使えそうです。

裁ちはさみ

正直、品質を一番心配しておりました。だって100円ですよ！？専門店で買ったら普通に2500円〜で10000円を超えるものまであります。職人的な意味合いが強い道具ですからね。はたしてこのクオリティはどうか？
実際に布を切ってみました↓
うん、、切れないことはない。悪くはないです。ただ我々が使っている高価なはさみに比べるとやはり、なんというか、切れ味はイマイチかなと。おもちゃっぽいといいますか紙切りはさみの延長線上といいますか、、。

ただ、ですよ！裁縫未経験の方が初めて買うなら、100均裁ちはさみで十分だと思います。最初なんだし、このはさみで始めてみて、裁縫が楽しくてもっと続けたい！と思うようなら（そのころにはこのはさみも切れ味が落ちていると思います）もう少し高価な物を購入するというのはいかがでしょう？
最初から気合い十分☆で高価なはさみを購入してもよいのですが、少ない予算で、小さく試すことから始められたらベターなんじゃないかなと個人的には思います。

もう一つ付け加えると、こういった（布用）裁ちはさみって切れ味が落ちて布が切れなくなった後でも、紙なら十分に切れます。
なので、100均裁ちはさみで布が切れなくなったら、今度はそれを家用の紙切りはさみとして使うのもよいかと。はさみって何かと使いますしね。

布用裁ちはさみ〜紙切りはさみとして使い倒して100円なら、かなりお得ですよね。

きょうのまとめ

100均っていうと「安かろう悪かろう」「どうせすぐダメになったちゃうんでしょ？」なんてイメージがありました。正直、イマイチなものもありましたし、以外にクオリティが高いと感じるものもありました。
特に初心者の方が専門店で売られているような高価な道具をそろえるのは、気持ち的にもお財布にも負担だと思いますので、100均で買えるものでそろえて、軽い気持ちで始めるのが良いと思います。
その後「裁縫にハマった！」なら、ぜひ専門店で売られているものもチェックしてみてください。ここで紹介した基本道具以外にも、便利グッズがたくさん売られています。