このブログを読んでくれている方の中にはすでに職業用ミシンをお持ちの方、ハンドメイド中級~上級者かたもいらっしゃると思います。
今日はそんな方向けに「職業用ミシンのおすすめアタッチメントベスト3」を紹介します。
どれも使うだけで作品の完成度UPに即つながる、優れものです!
職業用ミシンのアタッチメントとは?
念のため説明しますと、職業用ミシンとは家庭用ミシンのワンランク上の直線縫いに特化したミシンのことです。
職業用ミシンを使用すると縫製がきれいになり、商品として売れる品質のものを作ることができます。
私も長年職業用ミシンを使い、専用のアタッチメントを使用してきましたが、アタッチメントがあるのと、ないのでは作業効率も仕上がりも全然違います。
ヘルカハンドメイドが使用中のおすすめ職業用ミシンはこちら ↓
参考記事:プロの仕上がり!私が10年以上使っている使っているおすすめ職業用ミシン
家庭用ミシンとの大きな違いは、機能が直線縫い(手の加減で曲線も縫える)に特化していることです。
家庭用ミシンの場合、ジグザグ縫いやボタンホール縫いなどの機能がありますが、職業用ミシンにはありません。
その代わり、便利なアタッチメント(付属品)を使用することで、きれいに楽に早く縫うことができるようになります。
もともと職業用ミシンには「片押さえ金」などのアタッチメントが同封されていますが、別売りのアタッチメントをつけることで、より効率的にきれいに作品を仕上げることができます。
職業用ミシンアタッチメントを使うメリット
作品をきれいに仕上げることができる
別売りアタッチメントを使用することで、作品をきれいに仕上げることができます。
自分の技術をサポートしてくれるものもあります。
使うだけで、きれいに仕上げることができます。
作品を楽につくることができる
別売りアタッチメントを使用することで、作品を楽に作れるようになります。余計な疲れがなくなります。
職業用ミシンでできることが広がる
別売りアタッチメントを使用することで、ボタンホールを開けたりとできることが広がります。
知って使うだけで、かなりお得なのでぜひ試してみてください。
職業用ミシンおすすめアタッチメントベスト3
早速、職業用ミシンおすすめアタッチメントベスト3を紹介します。
第三位:ジッパー押え(通称:細押さえ)
第三位は「ジッパー押え」です。
製品名称は「ジッパー押さえ」を言いますが、通称は「細押さえ(ほそおさえ)」という名で呼ばれています。
細押さえが役に立つのはファスナーをつける場面です。
ファスナーを縫い付けるときはファスナーの「ムシ(かみ合うところ)」があり段差になるので、通常の押えは使用できません。
その点、このジッパー押えを使用すれば、押えが細いので、ファスナーのムシにぶつかることなく、縫うことができます。
職業用ミシンにもともとついている「ファスナー押さえ」とはどう違うの?
職業用ミシンにはもともと「ファスナー押さえ」がついています。
ただこの付属の「ファスナー押さえ」は押さえ金(生地を押さえる金属の部分)が片方だけなんですよね。
もともとついてるものはこれです↓
なので通称「片押え(かたおさえ)」と呼ばれたりします
実はこのファスナー押さえですが、押え金が片方のみのため、縫うときになかなか安定しないんです。縫っているときに縫い目がゆがみやすいのです。
その点このこの「ジッパー押え」は細い押え金が針の左右についてるので、縫うときに安定します。
結い目がゆがみづらくなり、きれいに縫えます 。
職業用ミシンでファスナーをつけるときは、もともとついている「ファスナー押え」ではなく「ジッパー押え」を使用することをおすすめします。
第二位:ボタンホール作成アタッチメント
第二位は「ボタンホール作成アタッチメント」です。
これ、職業用ミシンを買うなら絶対一緒に買ってください。
このアタッチメントを使用すれば、職業用ミシンでボタンホールを開けられます。
ボタンのサイズに合わせて、細かくボタンホールの大きさを変えられます。
厳密にいうとこのアタッチメントで開けられるボタンホールは、「シャツホール」です。
たいていの服のボタンホールはシャツホールなので、このアタッチメントがあれば、大体の服は作れるようになります。
第一位:第一位ステッチ定規
第一位はステッチ定規(じょうぎ)です
「なんでもともとついてないの!?」ってくらい役に立つアタッチメントです。
ステッチ定規の役割は、縫い代に合った縫い目を縫えることです。
例えば縫い代1cmのとき、ステッチ定規の端を1cmに設定して進めれば、自然と端から1cmの箇所が縫えます。
ミシンにも目安の線がついているのですが、いまいち見づらいので、縫うときはステッチ定規を使用することをおすすめします。
ステッチ定規には「ねじ止め式」と「マグネット式」の二つがある
ステッチ定規には「ねじ止め式」と「マグネット式」の二つがあります。
個人的にはねじ止め式を長年使ってきましたが、これから買うならこのようなマグネットタイプですね↓
「ねじ止め式」は、「押え」と一緒に止めるのですが、縫い幅を変更するときに、いちいちネジを緩めて設定しなおさないといけないんです。
これがちょっと手間。
その点、「マグネット式」は手元にマグネットで固定されているだけなので、縫い幅の設定変更が楽です。
使い勝手はマグネット式のほうがいいので、おすすめです。
職業用ミシンは別売りアタッチメントを使用することで「120%の力」を発揮する
このように職業用ミシンは専用のアタッチメントがあり、使うだけで、自分の腕に関係なく、作品の完成度があがったり、楽に縫えたりするものがあります 。
「そういうものがあることを知っているか、知らないか」だけなので、使わないと損です。
ぜひ上手に取り入れて、作品の完成度、作成の効率をUPさせてみてください。