職業用ミシンを購入して後悔するポイントは
- 必要な機能がついている機種を買えばよかった
- 結局、家庭用ミシンで事足りた
- 買ったけど出すのが面倒で結局使わなくなった
の3つがあります。
ケチらず必要な機能ががついているものを選べばよかった
少し高くなっても、「便利機能」がついている職業用ミシンにすればよかったという後悔です。
便利機能とは「自動糸切り機能」と「自動糸通し機能」のことを指します。
「自動糸切り機能」と「自動糸通し機能」
この2つの機能がついていない職業用ミシン2万ほど安いです。
そのため、少しでも安く購入した方は「なし」のものを選ぶ傾向があります。
ただ、「自動糸切り機能」と「自動糸通し機能」がついていると作業がとても効率的で楽になります。
特に「自動糸切機能」は毎回、縫うたびに使い機能です。
ボタンを押すだけで自動で糸を切ってくれる便利機能です。
この機能がないと毎回、
糸を引き出す→小ばさみ等でカットする
という手間がかかります。
この
「縫い終わりに糸を引き出す」
「手でカットする」
という工程は、地味ですが
積み重なると膨大な時間と手間になります。
自動糸切り機能があればこの手間がなくなります。
後悔しないためにも、職業用ミシンは「自動糸切り機能」と「自動糸通し機能」をついたものを選びましょう。
職業用ミシンの選び方についてはこちらの記事で解説しています。
>参考記事;職業用ミシンの選び方
結局 家庭用ミシンで事足りた
職業用ミシンを購入したけど、結局家庭用ミシンで事足りた、というのもよくある後悔の一つです。
こちらは特に、服ではなく「小物」を作っている方によくある後悔です。
家庭用ミシンをすでに使用していて、ステップアップとして、「職業用ミシン」の購入を考えている方もいると思います。
その場合は、「自分の用途」をできるだけはっきりさせておくことが大切です。
用途とは、「職業用ミシンを使って服も作りたい」や、「職業用ミシンを使って作品の完成度を上げて販売してみたい」などです。
現在、小物中心に作品づくりをしていて、「なんとなく職業用ミシンにしてみたい」という方は、少し注意してください。
きんちゃくなど簡単な小物作りを楽しんでいる方は、実は家庭用ミシンだけで事足りることも多いです。
理由は、小物は縫う距離も短いため、効率や完成度においても、職業用ミシンで作るのと、大差がない場合があるからてす。
「職業用ミシンを買ってしまったけど、結局、家庭用ミシンで事足りてしまった」
はよくある後悔です。
また、家庭用ミシンには「裁ち端の処理機能」がないので、必然的にロックミシンも購入することになります。
こちらも小物なら
「家庭用ミシンの「ジグザグ縫い機能」で事足りた」
ということも多いです。
職業用ミシンを買う前に「職業用ミシンに買い替える目的」をはっきりさせておくと、後悔しません。
買ったけど出すのが面倒くさくて、結局使わなくなった
職業用ミシンを買ったけど結局使わなくなる理由は、その「サイズと重さ」によることがあります。
職業用ミシンは重く10㎏ほどあります。
出すのが億劫になる→結局使わなくなる→買って後悔するもよくあるパターンです。
職業用ミシンはとても重いです。
そのため 基本的に「出しっぱなし」が基本となります。
気軽に部屋から部屋への移動などができません。
毎回 「引っ張り出して使う→使い終わったら片付ける」というのがとても億劫になります。
「出すのがめんどくさくて、ミシンを使わなくなる」というのはよくあることです。
最初は創作意欲に燃えていますが、取り掛かるのに手間がかかると徐々に、触らなくなってしまう。
そして、軽くて使い慣れた 家庭用ミシンに戻ってしまうというのはあるあるです。
職業用ミシンを買う際は事前に、家での作業スペースの確保や環境づくりが大切です。
家のどこで作業するのか? また 出しっぱなしにできるのかを 事前に考えておくことが必要です。
出しっぱなしは無理でも、ダイニングテーブルの端や足元など「できるだけ作業スペースと近い場所」に置いておくことが大切です。
後悔しないためにも、
「職業用ミシンを家のどこに置くか?」
「どうやってスムーズに作業に取り掛かれる環境を整えておくか?」
を購入前に考えてみてください。
職業用ミシンの購入で後悔しないために
職業用ミシンで後悔しないためのチェックリストです。
- 買うなら自動糸通しと自動糸切機能があるものを選ぼう
- 買った後にどう使いたいか?をはっきりさせよう
- 家の中での作業スペースを確保しよう
ヘルカハンドメイドでは以上の3つのポイントをおさえたおすすめ職業用ミシンと選び方を紹介しています。
ぜひ購入の際の参考にしてみてください。