前回ミシン糸の太さについて触れました。
今回は、ミシン針の太さについて書いてみます。
針も細いものから太いものまであります。
ミシン針も糸と同様に布の厚さに応じて使い分けて使用します。
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ミシン針の番手と太さ
針はその番手の数字が増えると、太くなっていきます。
(ミシン糸と逆ですね。ちょっとややこしいところです)
まとめるとこんな感じになります↓
どうして使い分ける必要があるの?
糸の場合と同じ理由です。薄い繊細な素材には細い針をつかうことで縫い目がきれいになります。
ただ糸とは違うポイントもあります。
糸の場合は、やろうと思えば細い糸で厚い生地を縫うことはできます。
(60番手の糸でデニム生地を縫うこともできます。)
ただ針の場合は,細い針で厚い生地(デニム等)を縫うと針が折れてしまうことがあります。
生地の厚さに針の強度が負けてしまうのですね。
なので、厚い生地には太い針を使った方がよい、ということになります。
前回の表に当てはめてみますと、、
ここでも、広く使えるのは11番の針です。汎用性が高く、様々な生地で使えます。
デニムやコーデュロイなどの厚い生地を縫うときは14番の針(糸は50番)をお勧めします。
おすすめの糸、針をおしえて!
迷ったらずばり、針は11番、糸は60番手をつかいましょう。デニム等の極端に厚い生地でなければ、だいたいどんな生地でも縫えます。