夏になり、マスクが息苦しく感じる方も多いと思います。
特に布マスクを使用されている方は
「なんか購入したときより息苦しく感じる」
「そろそろ新品に買い替えたほうがいいのかな、、」
と感じている方も多いのではないでしょうか?
でもちょっと待ってください!
布マスクはちょっとしたコツで息がすごく楽に、しやすくなるんです。
今日は「布マスクの着用時に息が楽になる方法」を紹介します。
使っているうちに、だんだん息苦しくなっていく布マスク…
洗濯し、使い込んでくたびに息苦しさが増していく布マスク。
新品のときはもっと呼吸が楽だったのに。
これはマスクの寿命なのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
布マスクの息苦しさ、呼吸のしづらさには原因があります。
原因を取り除けば、息苦しさは必ず改善できます。
布マスクが息苦しい理由とは?
洗濯後のマスクの息苦しさは
マスクのつぶれと内側のしわ(布のたまり)が原因
です。
こちらの画像を御覧ください。
![](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2020/07/IMG_4197-400x400.jpg)
洗濯後のマスク内側の画像ですが、シワが入り、布がたまっています。
マスクを洗濯し、干すどうしてもしわくちゃになります。
その結果マスクの立体感がなくなり、つぶれた状態になってしまいます。
つぶれてシワがたまると口元とのマスクのスペースがなくなります。
口元に空間がないので着用すると、当然息苦しく感じます。
この布マスクの
「つぶれと内側のシワを改善すること」
が、呼吸を楽にするポイントになります。
![](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2022/01/mini-helka-150x150.png)
洗濯後の布マスクが息苦しく感じる原因は「つぶれ」と「しわ」が口元をふさぐためです
布マスクの呼吸を楽にするには?
マスクの「立体感」を復活させるのがポイント
呼吸を楽にするためには、マスク裏側のしわをなくし、立体感を復活させることが大切です。
しわを取り、マスクの立体感を復活させると、口元にスペースが生まれ、呼吸が楽になります。
ではどうやって、マスクの立体感を回復させればいいのでしょうか?
ここでアイロンを使用します。
布マスクは「立体感」が楽に呼吸できるポイント。
アイロンで立体感を回復させよう
アイロンを使ってマスクの「立体感」を回復させる方法
ここでは「中心に縫い目があるタイプ」の布マスクの前提で説明していきます。
布マスクにしっかりアイロンをかけることで、立体感が蘇り、呼吸が楽になります。
アイロンがけのコツは
マスクを手で引っ張りながら、アイロンをかけること
です。
![](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2020/07/33-400x400.jpg)
![](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2020/07/33-400x400.jpg)
矢印の方向に、手で引っ張りながら、マスクを真ん中から2つ折るイメージでアイロンをかけていきましょう。
手でマスクを引っ張る際は、強めに引っ張ります。
こうすることで、マスク内側のシワも伸ばされて、消えていきます。
強めに引っ張りながら、ビシッとアイロンをかけてください
立体感が回復したマスクはこちら
実際に引っ張りながらアイロンがけをしたマスクがこちらです。
横から見ると立体感がよく分かると思います。
![](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2020/07/IMG_4202-400x400.jpg)
![](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2020/07/IMG_4202-400x400.jpg)
マスクの中心がきれいに膨らんでいますね。
立体感が回復しました。
続いてマスクの裏側です。
![](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2020/07/IMG_4199-400x400.jpg)
![](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2020/07/IMG_4199-400x400.jpg)
マスク裏のシワもきれいになっています。
着用してみると、口元にスペースが生まれ、呼吸がかなり楽になっているはずです。
マスクを購入するなら「立体感」があるものを購入しよう
これからマスクの追加購入予定の方は「立体感」にこだわって購入してみてください。
布タイプならマスクの「中心に縫い目があるタイプ」がおすすめです。
またマスクの生地やや薄めで、適度に通気性があるものがおすすめです。
あまり売っていないのですが、夏は麻のマスクがおすすめです。
さらりとしていて、べたつかず、通気性もよいので夏におすすめです。
マスク着用の狙いはウィルスそのものではなく、飛沫を防ぐのが目的ですから、特段マスク生地の厚さに拘る必要はないと思います。
暑苦しくてマスクを外してしまったら、本末転倒ですからね。
![](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2022/01/mini-helka-150x150.png)
![](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2022/01/mini-helka-150x150.png)
![](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2022/01/mini-helka-150x150.png)
布マスクを買うなら中心に縫い目がある立体感があるものがおすすめ。
また適度に通気性があるものを選ぼう
ほしいマスクがないなら自分で作るのもあり!
マスク生活はこれから当面続きそうです。
ほしいマスクが見つからない方は、自分で作ってみるのも「あり」です。
好きな生地で作れますし、「何より思い入れ」も生まれます。
自分で作ったマスクを着用しているときに
「それどこで売ってるの?(素敵!)」
とお友達に言われると、めちゃくちゃ嬉しいですよ!
当サイトヘルカハンドメイドでは手作りしたい方に向けてマスクの型紙を
お配りしています。
型紙はこちらで無料でダウンロードできます↓
![](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2020/07/syutto-mask03-400x400.jpg)
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簡単に作れますので、ぜひお気に入りの生地で作ってみてください。
今日のまとめ
- 布マスクが苦しくなるのは、「つぶれ」と「裏側のしわ」が原因
- アイロンを使ってマスクの「立体感」を回復させ、「裏側のしわ」を取れば呼吸が楽になる
- 布マスクは中心に縫い目がある立体タイプがおすすめ。気に入ったものがなければ、自分で作るものあり