厳選!初心者さんでも縫いやすいおすすめの生地・布は?
2023/10/03
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みなさんはどんな基準で布を選んでいますか?
「見た目かわいい布!」
という方が大半だと思います。
もちろんそれでOKです!
ただ生地には縫いやすいものと縫いづらいものがあるんです。
縫いやすい生地を選べば、初心者さんでも比較的きれいに仕上げることができます。
今日は手芸初心者さんに向けて「縫いやすい生地」をご紹介しますね。
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もくじ
ミシンで縫いやすいおすすめ生地・布とは?
それでは縫いやすい生地の特徴を見ていきましょう。
3つポイントがありますので、順番に説明しますね。
1.適度な厚さ 適度な密度の生地

生地は薄すぎても厚すぎても縫いづらくなります。
薄すぎるものは糸調子を取るのが難しかったり、縫い目が引きつれてしまったりします。
(糸調子ってなに?という方はこちらの記事で詳しく説明してあります)
逆に厚すぎるものはミシンが進みづらくなってしまったり、アイロンの効きが悪く、縫い代をしっかり折れない場合があります。
一番縫いやすい厚さは中肉(ちゅうにく:ちゅうくらいの厚さという意味)の生地です。
では中肉ってどのくらいの厚さを言うのでしょう?
具体的には、春夏に着るブラウスやワンピース、スカートの生地くらいをイメージしてください。
素材は綿がよいでしょう。
そのあたりの生地が一番縫いやすい厚さの生地になります。
2.裁ち端がほつれづらい生地

布は裁ちばさみで裁断してからミシンで縫い合わせますよね?
二つ目のポイントは裁ち端(はさみで切った布の端)がほつれやすいかどうかです。
「はさみでカットしたときに裁ち端がほつれづらい生地」がおすすめです。
ほつれやすい生地だと生地をカットしてあれこれいじっているうちに、端がボロボロになってきてしまうからです。
端がほつれると縫い代が細くなってまったり、ノッチとよばれる合印が見えづらくなってしまいます。
(ノッチってなに?という方はこちらの記事で詳しく解説してあります)
生地の裁ち端はどうしてもほつれてきてしまうものですが、出来る限りほつれづらい生地を選んだほうが作業がしやすいです。
3.仕立て映えする生地
最後のポイントは「仕立て映え」する生地です。
「したてばえ」と読みます。
「仕立て映え」とは作品に仕上がったときに「よく見える」生地のことをいいます。
生地の段階でどんな生地が仕立て映えするかを見分けるのは、なかなか難しいのですが、
初心者の方には綿や麻の生地がおすすめです。
理由は綿や麻の天然素材はアラやシワが作品の「デザイン」の一部になるからです。
ちょっとくらい縫うのが下手でも、それが「味」になります。
洋服屋さんでもウォッシュ加工(一度洗濯して服をクタッとさせる手法)している綿や麻の服が多く売られていますよね?
あれも「使用感」「クタクタ感」を服に出すことでデザインにしているんです。
綿や麻は多少縫うのが下手でも、比較的ごまかしやすい生地なんですね。
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それでは初心者さんでも「縫いやすい生地」を具体的に見ていきましょう。
縫いやすい綿素材からピックアップしました。
ギンガム(綿)
ギンガムチェックと呼ばれる生地です。綿素材でよく売られています。
ブラウス、スカート、ワンピースなどに向いています。
どの生地屋さんでも取り扱っているので入手しやすい生地です。
またチェック柄が細かいのでパーツごとの柄合わせ気にせず、縫うことができます。
ブロード(綿)
ブラウスなどによく使われる生地です。比較的薄めなので、ギャザーが入った作品にもよく合います。
カラーバリエーションが豊富でとても縫いやすい生地です。
ダンガリー(綿)
ブラウス、スカート、ワンピースとオールラウンドな生地です。カジュアル感がある生地なので、洗濯してもシワが「味」になります。
オックス(綿)
「オックスブラウス」「オックスシャツ」というアイテム名を聞いたことがありませんか?
まさにそちらに使われている生地です。
定番的な生地のため、流行りすたりがありません。いつでも使うことができます。
今日のまとめ
- 生地には縫いやすいものと縫いづらいものがある。
- 中くらいの厚さの生地を選ぶと縫いやすい。
- ほつれづらい生地を選ぶと作業がしやすい。
- オススメは綿や麻素材。春夏のブラウスやワンピースに使用する生地のイメージで選んでみよう。
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