手芸用アイロンの選び方

手芸用のアイロンは「コンパクトで軽いもの」がおすすめです。
コードレスタイプを選ぶとよいでしょう。
また、アイロンの先が小さくとがっていることも大切なポイントです。

手芸用アイロンの選び方
目次

そもそも手芸や洋裁にアイロンって必要なの?

はい、必要です。
具体的には、縫い代を折る、割るなどの工程で使用します。


実際工場で洋服を作る際も途中の「プレス工程(アイロンがけの作業)」の善し悪しで最終の服の仕上がりが違ってきます。

途中のアイロンがけをしっかりすることで作品の完成度が違ってきます。

もっともアイロンを使うのは「縫い代」の処理

ミシンを用いて布で服や小物を作るときは、作業工程の中に「布端を(縫い代)を折る、割る」という行程がどうしても発生します。

縫い代をアイロンで押さえて割った状態。
縫い代をアイロンで押さえて割った状態。

縫い代をきっちり押さえるためには「熱」や「蒸気」が必要です。
そのためにアイロンを使います

手芸向けのアイロンにはどのようなものがあるの?

業務用のアイロンなど高価なプロ仕様のものもあります。
しかし、ご家庭でソーイングを楽しむ際は、もちろんこのような高価なものは必要ありません。

普通の家電量販店で買える家庭用アイロンの中で適切なものを選べば十分です。

ソーイングにはどんなアイロンがおすすめ?

ソーイングにはサイズがコンパクトで軽いアイロン」がおすすめです。

サイズが小さめのものが疲れない

小さめサイズのアイロンが、使っていて疲れないのでおすすめです。

ソーイング中のアイロン作業は、手先の細かい動作が求められます。
軽く小さいアイロンなら、使っていて疲れません。

逆に、大きいサイズのアイロンは、おすすめしません。
理由は、重くて細かい作業に向かないためです。

大きいアイロンは面積が広く、「しわ伸ばし」には向いていますが、ソーインの途中工程で使用するのには向きません。

手芸で使用するアイロンは、軽く、サイズが小さめのものをお勧めします。

コードレスタイプのものが動かしやすい

コードがあると、アイロンの取り回し(細かく動かしたりすること)の邪魔になることがあります。
コードはないほうが、使い勝手がよくおすすめです。

自動電源オフ機能がついているものが安心

コードレスタイプのアイロンには「自動電源オフ機能」がついているものがあります。

これはアイロンを土台にセットしたまま10分ほど動かさないで置いておくと、電源が勝手に切れてくれるうれしい機能です。

この機能があれば「アイロンの消し忘れ」の心配がなくなります。

細かいポイントですが、ソーイングを楽しむうえでのストレスが減ります。

ソーイングに選んではいけないアイロン

上記のポイントを踏まえたアイロンでも、ソーイング用に選んではいけないものもあります。

ヘルカハンドメイドで実際に使用しているアイロン

ヘルカで使用しているのは、ずいぶん前に購入した「TOSHIBA」の「Lacoo」というアイロンです。

ソーイング向けのアイロン

軽くて使いやすく、加えてデザイン気に入っています。
チェックしたところ同シリーズの現行タイプは以下のようです。

もし、今のアイロンが壊れてしまったら、私はまた同じこの東芝Lacooシリーズを買うと思います。

他のメーカーでもこのサイズのコードレスアイロンを出しています。
上記のポイントに注意して、選んでください。

アイロンはアイロンマットとセットで使う

アイロンはアイロンマット(アイロンの下に敷くもの)とセットで使用します。

アイロンマットは固めのもの、ボードタイプがおすすめです。

アイロン台、アイロンマットについては以下の記事で詳しく解説しています。
>手芸用アイロンマットの選び方

ソーイングに向いたアイロンの選び方まとめ

  • コンパクトで軽いものを選ぼう
  • コードレスタイプで自動電源オフ機能がついてるものがおすすめ
  • 衣料スチーマーはコンパクトだがソーイングには向かない

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