目打ちはミシンで縫う際に生地を押さえたり、縫った角を出したりするのに使用します。
その他、印付けにも使用することができます。
![目打ちの使い方](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2014/08/mini1408880474-400x300.jpg)
目打ちとは?
「めうち」と読みます。このようなペンのような形状で先が尖っています。
目打ちの使い方
実はこの「目打ち」、シチュエーションによっていろいろと使い道があります。
どんなとき、なんのために使うのか説明します。
1.ミシンで縫うとき
![mini1408878919](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2014/08/mini1408878919-400x300.jpg)
ミシンで縫うとき、このように押さえることができます。
手で押さえるより、小さく「点」で押さえることができますので、より慎重にミシンを進めることができます。
2.「角」を出すとき
裁縫をしていると「角だし」(かどだし)をしなくてはいけない場面があります。
「角だし」とは縫った箇所をひっくり返して角をだすこといいます。
このひっくり返すとき、目打ちの先を使うときれいに角をだすことができます。
![名称未設定 2.001](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2014/08/508d02c0fc2d61d0cd98e42bd81a5d0c-546x409.jpg)
![mini1408882343](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2014/08/mini1408882343-546x409.jpg)
![mini1408881716](https://handmadefor.net/wp-content/uploads/2014/08/mini1408881716-546x409.jpg)
目打ちを使うことで、写真下(黄色)のようにしっかりきれいに角だしすることができます。
3.ちょっとした印付けに
目打ちの先が尖っているので、生地に刺せば小さな穴を開けられます。
例えばボタンをつける位置にこのように穴をあけておけば、チャコペンなどで印をつけるよりも
手早く印つけが行えます。チャコペンと違い生地も汚れません。
(チャコペンってなに?という方はこちらで解説してあります)
4.失敗して縫い目の糸をほどくとき
裁縫をしていると、失敗をして縫い目をほどかなくてはならない時がありますよね?
そんなときも、この目打ちの先を縫い目にさせば、簡単に糸をひっぱりだすことができます。
おすすめの目打ち
おすすめの目打ちはこちらです。
「このクローバー』は裁縫道具で絶大な信頼がある有名なメーカーです。
先がやや丸くなってるため、生地を傷めません。
以上、裁縫道具の「目打ち」の解説でした。
一つあるととても便利な道具ですので、ぜひ試してみてください。