洋裁、型紙作り専用の定規があるのをご存じですか?
単純に距離をはかるだけでなく、型紙を製図、作図するのに便利な道具です。
「型紙のことは難しくてわからない」というかたも本の付録を写して型紙から作品をつくることがあると思います。
今日は「型紙作り(作図)に便利な定規」を紹介します。
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服の型紙作りのおすすめ定規
型紙作りにおすすめの定規はずばりこちらになります。
私は少し古いタイプを使っています。
どうしてこの定規がおすすめなの?
どうしてこの定規が型紙作りにおすすめなのか?具体的に見ていきますね。
上下でどちらからでも図れる
上下に目盛りがついているので、どちらからでも図れます。定規を手に取る→目盛りがついてる端が逆だった→ひっくり返してもう一度測るという手間が省けます。
縫い代つけがしやすい
特徴的なのが定規自体が透明で格子状にに線が入っていることです。
透明なのがポイントです。
この線を本の付録の型紙の上がり線に合わせて線を引けば簡単に縫い代線を書くことができます。(実際の方法は後ほど動画で説明します)
(縫い代ってなに?という方はこちらの記事をどうぞ)
1.2cm幅の線が付いている
1.2cmってちょっと中途半端に思えますが、実は服作りでは結構使用する縫い代幅なのです。
少し専門的な話になりますが、ほつれやすい生地などで縫い代1cm幅だとちょっと不安、1.5cm幅だと広すぎる、というときに使用します。
ちなみに服の縫い代の幅は1cm,1.2cm,1.5cmとなります。
1.3cm1.4cmという数値は使用しません。
実際に縫い代をつけてみよう
ではこの定規の特性を活かして型紙に縫い代つけをしてみましょう。
洋裁本の付録から写すときはハトロン紙を使用してください。(ハトロン紙って何?という方はこちらの記事を参照ください)
出来上がり線(実際にミシンで縫われる線)に定規の格子線をあてて線をひけば、、
(下の画像をクリックしてみてください)
あっというまに1cm幅の縫い代線を引くことができます。
縫い代付けにはこちらの30cmタイプが使い勝手がよく、おすすめです。
この定規の使用上の注意ポイント
裁縫ではアイロンをよく使います。
定規はプラスチック製なのでがアイロンにぶつかると熱で溶けてしまいます。
使用の際はアイロンと近づけないように注意しましょう。
きょうのまとめ
- 服の型紙作りには専用の定規がある。
- 格子状に線が入っているため、型紙の縫い代線を書くのに便利。
- アイロンにぶつかると熱で溶けてしまうので注意しよう。
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