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ツイルとは?生地の特徴と作品作りのコツを詳しく解説

   

ツイル生地タイトル

今日は定番生地「ツイル」について解説します。

生地の特徴だけでなく、作品作りのコツや、作るのにおすすめのアイテムまで詳しく解説します。

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ツイルとは?

ツイル生地の表面

「ツイル」とは布の織り方のことをいいます。
具体的には「綾織り」と呼ばれる、ななめに線状に見える織物の総称をいいます。

ツイルは生地の「織り方」を意味します。

生地屋さんでは、コットンツイル(綿ツイル)や、ポリエステルツイルなどの名称で販売されています。

ツイル生地の特徴

表面に光沢があり、なめらか

ツイル生地は、平織りの生地にくらべて、表面に光沢があり、なめらかです。
そのため、作品に仕上げたときに、上質感が生まれます。

わかりやすくいうと、「高見え」します。

伸縮性があり、しわになりにくい

ツイル生地は平織りの生地に比べて、伸縮性があります。

生地自体に伸縮性があるので、着心地がいいです。

またシワになりづらいのも特徴です。
ツイル生地を使って、パンツなどに仕立てれば、座りシワなどを気にせずに着用できます。

ツイルは光沢があって、滑らか!
シワにもなりづらい素材です


ツイル生地で作品を作るメリット

上質感が生まれ、作品の見映えごよい


ツイル生地は光沢があり、肌触りも滑らかなので、作品に仕立てると上質感が生まれ、仕立て映えしやすいです。

綾織り生地の表情がきれいですね。

個人的は、パンツや、スカートなどを作るのがおすすめです。
「しわになりづらい」というメリットも生かせますし、パンツやスカートなど広い面積で活用したほうが、ツイルの良さを活かすことができます。

ツイルはやや厚手なので、パンツやアウターなどを作るのに適しています。

ツイル生地で作品を作るデメリット


摩擦に弱い

ツイル生地は、平織りの生地に比べて、耐久性がやや弱いです。


具体的には「摩擦」に弱いのがデメリットです。
長く使用していると表面の毛羽立ちが目立ってきます。

とはいえ、「すぐに劣化する」ということではありません。
実際にポリエステルツイルなどは耐久性が求められる「ユニフォーム」などにも使われます。


平織りに比べると摩擦に弱い、というだけなので、耐久性に問題があるわけではありません。

安心して作品作りに活用して下さい。

少しほつれやすい

綾織りの生地、全般に言えることですが、ツイル生地は、裁ち端がややほつれやすいです。

ミシンで縫っている際に、裁ち端がこすれて、ほつれてしまうことも。

ツイル生地端のほつれ

裁断後は早めにロックミシンなどの縫い代始末をすることをおすすめします。

ツイル生地で作品を作るメリットは高見えすること。デメリットはやや摩擦に弱いことです


ツイル生地で作品を作るコツ

ツイル生地の表面


ミシン針は11番手、糸は50番手でOK


ミシンの針と糸は、基本的には

ミシン針 11番手
ミシン糸 50番手

を選べばOKです。

ミシン糸は60番手か50番手か悩むところですが、50番手を選んでおけば問題ありません。


生地の向きは「ノ」の字が基本


ツイル生地のような「綾織り」の生地には方向があります。
方向とは「生地の、どちらを上にして、どちらを下にするか?」という意味です。


所説あるのですが、ここではあくまで基本的な考え方として、覚えておいてください。

生地方向を判断するには生地に入っている「斜め線」に注目してください。
この斜め線が「右上から左下」に入っている状態を「正」と考えます。

基本的には、かたかなの「ノ」と覚えておくと良いでしょう。

綾織生地の方向

カタカナの「ノ」も右上から左下にむけて「/」のように見えますよね?
綾織りの生地は基本的にはかたかなの「ノ」の字が見えるように、生地の上下を決める、と覚えておいて下さい。

アイロンをしっかりかけよう

ツイルは生地に「張り」があり、アイロンがやや効きにくいことがあります。

「アイロンが効きにくい」とはアイロンをかけても、「縫い代がしっかり割れない」などを意味します。

縫い代を割るとはこのような状態をいいます。

縫い代を割った状態

この画像のようにツイル生地は、しっかりと縫い代を割れないことがあります。

縫い代をしっかり割るコツは、蒸気(スチーム)をしっかりかけることです。

また、蒸気をかけた後に、タオルなどを当てて、縫い代の熱を取ることも効果的です。
熱を取ることで、縫い代が割れた状態で安定します。

アイロンがけの際は「あたり」と「てかり」に注意しよう


ツイル生地はアイロンをかけると、かけた個所に「てかり」「あたり」が出ることがあります。

「てかり」とは文字通り「光沢」のことです。
特に黒色のツイル生地は、アイロンをかけると、「てかり」が発生する可能性があります。

「あたり」とは耳慣れない言葉ですが、下側の縫い代などが、表側に浮き出る現象をいいます。

こちらの画像をごらんください↓

ツイル生地の縫い代のあたり

薄っすらと縫い代が表側に浮かび上がっているのがわかるでしょうか?

こちらはベージュなので目立ちませんが、黒色などは、あたりが目立ちやすくなることがあります。

てかり、あたり、ともに濃い色、特にネイビーや黒などの生地でよく目立ちます。

対応方法として、アイロン掛けの際、「あて布」を使うのも予防に役立ちます。

このようなあて布の上からアイロンをかけると、アタリやテカリを軽減することができます。

またオーガンジーなどの薄手の生地をあて布代わりにして、アイロンをかけることも効果的です。

個人的にはオーガンジーを使いやすい大きさにカットして、あて布として使うのがおすすめです。


必要に応じて使用を検討してみてください。


細かいギャザーなどを表現する際には注意が必要


ツイル生地は、生地自体にやや厚みがあります。
そのため、細かいギャザーなどを多用した繊細なデザインな服を作る際は注意が必要です。

生地に適度な「はり」があるので、繊細なギャザーを出すのには向きません。
ツイル生地でギャザーを作ると、ややボリュームのあるギャザーになります。

短い距離で細かいギャザーを出すデザインの服を作る際は注意が必要です。

ツイルの特性、ポイントを押さえて作ると、作品の完成度が上がります

ツイル生地で作るのにおすすめの作品


ツイルで作るのに向いた作品をいくつかご紹介します。
個人的には、しわになりにくい点、伸縮性を活かし、「ボトムス」に活用することをおすすめします。

ワイドパンツ


ツイル生地はほどよく厚みがあり、ボトムスとの相性がよいです。
ワイドパンツは、ツイル生地の張りと、相性が良いデザインなのでおすすめです。

スカート


ツイル生地はスカートを作るのにもおすすめです。
生地自体に適度な重みもあり、フレア感、ドレープ感がきれいに出ます。

ツイル生地のまとめ

  • 綾織りで織られた生地の総称を「ツイル」という。
  • 生地屋さんでは「綿ツイル」、「ポリエステルツイル」といった表記で販売されている。
  • ツイル生地を作品作りに使うメリットは、その上質感。反対にデメリットとして平織り比べて摩擦に弱い点がある。

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